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肩こりの原因

首・肩

肩こりとは国民が訴える身体の不調で、女性が1位、男性が2位と多くの方が悩まされています。

 

ある文献では、肩こりの原因は、姿勢不良による

筋肉のアンバランス、外傷、過度な筋肉の使用、脚長差、脊柱側弯症と記載があります。

 

現在、巷ではマッサージ、整骨院、鍼灸院、整体、リラクゼーションが多くある中、

中々症状が改善せず、アプローチ方法も多岐にわたり確立されていません。

肩こりには様々な原因があり、何が原因で肩こりになっているのかを、突き止める必要があります。

 

 

肩こりは、筋緊張、筋硬結、筋短縮と3つに分類されます。

その中でも最も多いのが筋緊張です。なので、今回は筋緊張についてお話していきます。

 

筋緊張にもさらに、3つ原因があり、

①姿勢時筋緊張

②防御性筋緊張

③自律神経性筋緊張

に分けられます。

 

 

①姿勢時筋緊張

姿勢不良による筋肉の緊張、外力に対して、筋肉が頑張って抵抗しようとすることで、筋肉の緊張

につながります。

頭が肩よりも前に出る姿勢は、首から肩にかけて特に筋緊張がつよくなります。

姿勢が悪い方は、一度、正しい姿勢をとってみてください。

正しい姿勢をとって肩の筋肉の緊張が和らいだら、姿勢時筋緊張の可能性がたかいです。

 

姿勢時筋緊張は、姿勢矯正を行っていく必要があります。

 

 

②防御性筋緊張

人は痛みを伴うと、脳、脊髄を介して無意識な筋肉の収縮をもたらします。

椎間板や、椎間関節由来の痛みがある場合、頸椎由来の関連痛が

肩や、肩甲骨まわりに出ます。

 

この場合は椎間板や椎間関節の負担を減らしていく為のアプローチが必要になります。

 

 

③自律神経性筋緊張

交感神経の興奮により筋緊張は高まります。

交感神経は直接、骨格筋を支配しており、さらに筋肉内の血管を支配することで

血流量にも影響を与えます。

精神的なストレス(不快、危機的状況)にさらされ、

筋緊張が亢進し、また精神的なストレスを受けてしまい

負のスパイラルになってしまいます。

 

自律神経性筋緊張には、自律神経調整行っていく必要があります。

 

 

ここまで、肩こりが増えている背景として、デスクワークの増加、就業時間等、

関係しているといわれています。

パソコン作業をしている時などに特定の緊張が高まり、その結果、

痛みをもたらします。

筋肉の持続的な緊張が高まると、周辺の筋肉はこれまで以上

の活動を必要とし、さらに緊張が持続して痛みが増します。

筋肉の過度な緊張が続くと鈍痛が生じ、やがて激痛となることもあります。

 

当施設では一人一人、しっかりと評価させていただいたうえで

その評価に見合ったアプローチを行っていきます。

肩こりに悩まされている方は是非、1度当施設にご連絡下さい。