コラム

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しびれ

手・脚

しびれの原因には、「中枢神経の圧迫によるもの」「末梢神経の障害によるもの」「血流障害によるもの」「自律神経の乱れによるもの」などが挙げられます。

中枢神経の圧迫によるものだと、放置しておくと危険です。

神経の圧迫があった場合、首からでる神経の圧迫では上肢(腕の方)へ、腰からでる神経の圧迫では下肢(足の方)へ神経症状が出ます。

いわゆる椎間板ヘルニアは椎体と椎体の間にある椎間板というクッション材の役割をしている組織が飛び出て神経を圧迫し、神経症状を出します。

神経症状には、力が入らなくなったり、知覚が左右違ったり、腱反射が出なくなったりといった症状が出ます。

その症状が首からだと腕の方へ、腰からだと足の方へ出現します。これらの神経症状の検査は機械等を用いなくても当院でしっかりできます。

万が一上記の神経症状が見受けられる場合は整形外科にて画像診断等の精密検査を勧めさせていただくこともございます。

また血流障害でもしびれが出ることがあります。

年齢を重ねていくと血管が硬くなり、いわゆる動脈硬化の状態になっていきます。

そうなると血流にも影響し、血流障害によるしびれが出ます。

下肢の血流障害によるしびれの場合、歩くのが大変になり、特に長時間の歩行が困難になったり日常生活に支障をきたします。

場合によってはすぐ手術といった場合もございます。

まずしびれの原因はどこからきているのか、放っておいても平気なものなのか、当院で判断させてください!!