テニス治療

テニス治療について

テニスは、大変奥深いスポーツです。どこへボールを打ち返すか、コートを走りながら瞬時に計算する必要がありますし、なおかつ、ボールが返ってくる位置を完全に予測することはできません。そのため、ボールの打ち返しに集中するあまり、お身体のどこかに強い負担がかかっていることに気が付かず、ある日突然、故障が引き起こされてしまうこともございます。狭いコートを走り回り、ブレーキ・ストップ・ターンなど機敏な動きが必要になるため、足の障害も多くみられます。いわゆる肉離れやひどい場合はアキレス腱断裂なども多いスポーツです。一度けがをしてしまうと休息しても全く元通りとはならないため、再受傷しやすくなってしまうことも少なくありません。

テニスで起こる疾患

テニス肘

もっともポピュラーな疾患としてテニス肘があります。テニス肘は外側上顆炎という疾患で、肘を構成している上腕骨の外側のでっぱりの部分のことです。ここには手首や手指を起こす筋肉がいくつも付着しています。筋肉が骨につく部分というのは、ストレスがかかりやすく痛みが出やすいです。髪の毛で例えると、髪の毛が筋肉で、毛根が骨への付着部とします。髪の毛を引っ張ると、毛根の部分が痛むと思います。これと同じことが肘で起きていると考えていただくといいと思います。

つまり筋肉が硬くなると、付着部にストレスがかかります。テニス肘はバックハンドの際にボールの勢いに負けないように手首を固定した際のストレスが積み重なり外側上顆という場所に炎症がおこり痛みを発します。痛い場所は肘ですが、手首や手指を動かす筋肉によって痛みが出ている為、治療は肘の下の前腕から手指にかけても行っていきます。しっかり日ごろからストレッチやコンディショニングを行っていたか、スポーツを行う前後にストレッチを行っていたか、これらのことをやるだけでも十分予防になります。

テニスレッグ

テニスレッグとは腓腹筋(ふくらはぎ)の肉離れのことを言います。テニスだけで起きるわけではないのですが、踏ん張ったり切り返しの多いテニスで起きやすいということでその名がついております。競技特性上やはり走ったり、切り返したり、素早く動き始めたりと、使用頻度が高い分損傷が起きやすいですが、もともと柔軟性が欠如していると、怪我のリスクというのは高い状態にあります。つまりは日頃から柔軟性を付けていないとケガしてしまう可能性が高い、日ごろから柔軟性をつけるようにストレッチなどをしておくとケガのリスクを減らせるということです。

当院のテニス
治療の方針と治療法

テニス治療で大切なことは、お身体に起こっている不調の原因を正しく把握し、なおかつ、局所的に治療するのではなく全体のボディバランスを考慮した上で、お一人お一人に望ましい治療をおこなうということです。当院ではどんなスポーツもそうですが、全身で行うため、身体の各所に弱点があるとそれが他の場所の痛みにつながってしまいます。しっかり全身をチェックし、患者様一人一人の身体の特徴をお伝えし、痛みにつながりそうな個所はしっかり改善していくようにします。

もしも現在、すでに何らかの治療を受けているという場合には、その効果をよく観察してください。施術を繰り返し受けているにも関わらず、不調がなかなか解消されない場合には、今受けていらっしゃる治療が根本治療につながっていない恐れがありますので、ぜひ一度、文京区・茗荷谷・後楽園の茗荷谷クラーレ鍼灸整骨院へご来院ください。痛みが出た原因をしっかり追究していきましょう。

ケアの仕方・指導も行っています

テニスに限ったことではありませんが、スポーツをする以上は日常生活以上のストレスがかかる為、筋肉のケアというのは大切になってきます。一人ではやる気にならない方、何をやっていいかわからない方、当院でケアの仕方を指導させていただきます。お気軽にご相談ください。ボディケアのメニューからストレッチメニューまでご用意しておりますので、お身体に合った施術をさせていただきます。当院の施術スタッフは、これまで数々のスポーツ障害治療に携わってまいりました。あなたのお身体の状態に最も望ましい治療を厳選して行います。まずは気軽にご相談ください。