頭痛・片頭痛の治療

頭痛・片頭痛について

頭痛は、一度起こると痛みが長期間続くこともある症状です。たとえ痛み止めを使って一時的に症状が落ち着いても、頭痛を引き起こしている「根本原因」をそのまま放っておくと、痛みが再発してしまうことが多いため、注意が必要です。病院のCTやMRIといった精密検査で原因がわからない場合には、頭痛の解消に高い効果を発揮する施術を行っている治療院をご利用いただきたく思います。ぜひ一度、文京区・茗荷谷・後楽園の茗荷谷クラーレ鍼灸整骨院へお越しください。

頭痛・片頭痛でこのような
症状はありませんか?

  • 長時間座って作業をしていると頭痛の痛みが強くなる
  • 立ち仕事が多く、疲れやすい
  • 朝起きてすぐに頭痛の症状が出ている
  • いきなり刺すような痛みがある
  • 後頭部からズキズキと痛みを感じる
  • 慢性的に偏頭痛の悩みがある
  • 側頭部(こめかみ)が痛むことがある

頭痛の種類

頭痛は大分類により、一次性頭痛、二次性頭痛、さらには頭部神経痛、中枢性およびその他の頭痛の三つに分類されます。一次性頭痛は、片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛などの頭痛が含まれ、レントゲンやMRIなどで検査をしても原因がわからない慢性頭痛の総称になります。

二次性頭痛とは何らかの原因疾患あるいは原因物質によって発生する頭痛であり、くも膜下出血や脳梗塞、脳腫瘍や脳出血などの脳血管障害によって引き起こされる頭痛になります。

頭痛の原因

現在、片頭痛に関しましては血管が拡張することにより痛み物質が放出され、血管が炎症を起こし頭痛が起こるという血管拡張説が有力とされております。マッサージなどで血流がよくなるとさらに血管が拡張されてしまい、症状は悪化致します。

また、起床時に必ず頭痛がする方は早めに検査を行うことをお勧め致します。これは睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるからです。睡眠中に慢性的な酸素不足になり、起床時に酸素を取り込もうと一気に血管が拡張して頭痛が起こっている可能性があるからです。

ストレスによる頭痛のメカニズム

ストレスで頭痛が起こることもありますが、なかなかそのメカニズムについて触れているところが少ないのでここで少しだけお話させていただきます。これには血液中の血小板という成分が関係しております。

血小板にはケガをして血が出た時に傷口に集まって止血する役割と外に血液が漏れないように血管を収縮(細く)させる働きがあります。ストレスによって血管内にストレス物質がたまると血小板はストレス物質を傷口と勘違いしてしまい、血小板が凝集していきます。同時に血流量を減らそうと血管が収縮していきます。

しかし途中でストレス物質が傷口ではない、勘違いだと気づき今度は一気に血管を拡張させ、ブラジキニンという痛みや炎症を起こす物質を起こし、血管が炎症を起こし頭痛が始まるというメカニズムになります。最近の日本人はちょっとしたストレス(雨の日や、寒暖差、冷房)で血小板が凝集しやすい身体になっていると言われています。

自律神経が原因で起こる
自律神経性頭痛

自律神経性頭痛という自律神経が原因で起こる頭痛もあります。自律神経は、腰椎や頸椎の中を通っている大切な神経であり、私たちの身体の中にある呼吸器や消化器、循環器などの働きをコントロールしています。自律神経には、日中に活性化する「交感神経」と、夜間に活性化する「副交感神経」とがありますが、ストレスや生活習慣の乱れによってバランスを崩すと、頭痛やめまい、冷え性、イライラ感など、心身に様々な不調が引き起こされます。そのため、一度乱れた自律神経は、専門施術によって整えなくてはなりません。

当院の頭痛・片頭痛の
治療方針と治療法

当院で施術を行えるのは一次性頭痛の疾患に限ります。
一次性頭痛の中でも原因はそれぞれ異なりますので、問診・検査等を行いしっかりと判断したうえで治療を行います。よく頭痛がひどいと、すぐに市販の薬を服用されたり、マッサージ屋さんに行き、揉んでもらう方がいらっしゃいますが原因によっては症状が悪化することもございますのでお気をつけください。特に温めると症状が悪化される方や、頭痛の前駆症状(頭痛が起こる前に現れる症状)として目がチカチカしたり、咳・鼻水が出てくる方はお気を付けください。
また、当院では自律神経の調整もおこなっております。頭痛治療の一環として自律神経の治療行います。