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5月病には自律神経調整

自律神経の不調

連休が明けて本来の生活が始まりましたが体調はいかがでしょうか?

 

この時期の心身の不調をよく五月病といいますが実はこれはあくまで呼称であり医学的な診断名ではありません。

正確には適応障害という病名になります。

 

5月病の症状とは?

5月病として一般的に知られている症状は下記になります。

  • 憂うつな気分、気分の落ち込み: 何をするにも気が進まない、楽しくないといった感情が続く。
  • 意欲の低下: 仕事や勉強、趣味など、これまで関心を持っていたことへの意欲がなくなる。
  • 倦怠感、疲労感: 身体がだるく、疲れやすい。十分な睡眠をとっても回復しない。
  • 集中力・思考力の低下: 物事に集中できず、考えがまとまらない。
  • 不安感、焦燥感: 理由もなく不安になったり、イライラしたりする。
  • 無気力、脱力感: 何もする気が起きず、ぐったりとしてしまう。
  • 悲観的に考える: 物事を悪い方向に考えがちになる。

 

  • 睡眠障害: 寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたり、朝早く起きてしまったりする。
  • 食欲不振: 食欲がわかない、または逆に食べ過ぎてしまう。
  • 頭痛、めまい: 慢性的な頭痛や、立ちくらみのような症状が出ることがある。
  • 動悸、息切れ: 胸がドキドキしたり、息苦しく感じたりする。
  • 腹痛、吐き気: 胃腸の調子が悪くなる。
  • 身体の痛み: 原因不明の関節痛や筋肉痛などが現れる。

 

 

仕事に行きたくない、働きたくない、という思想が精神的にはもちろん身体的にも不具合として生じます。

 

どうして5月病になるのか

そもそもどうして5月病になってしまうのでしょうか?

大きなトリガー(引き金)となるのは環境の変化です。

4月以降環境が変わって本人が思っている以上にストレスが増していき

自分自身が耐えられるストレス量を超えてしまうと誘発されやすくなります。

 

5月病になりやすい人

誰にでもなりえる5月病ですが、同じ連休明けでも全く症状が現れない人ももちろんいらっしゃいます。

ではどんな人が5月病にかかりやすいのでしょうか?

・まじめな人

・責任感の強い人

・気配りができる人

・周りに合わせがちな人

・自分の感情をあまり表に出せない内向的な人

 

上記のような人が5月病になりやすいと言われています。

基本的に5月病は一過性のものなので、時間が解決してくれるケースもありますが

中には長期化してしまうケースもあります。

また長引かせない為の予防も重要になってきます。

 

5月病には自律神経調整が有効

5月病はストレスが増してしまい自分が耐えられるストレス量を超えてしまった結果、出てしまった症状になります。

 

自律神経が乱れる要因の一つに精神的なストレスがあり自律神経が乱れてしまうと自律神経失調症となってしまい身体には様々な不調が現われます。

 

実は5月病の症状は自律神経失調症の症状とほとんど変わりがないため

時期的に連休明けに起こる適応障害=5月病

5月病=自律神経の乱れと考えられております。

 

当院の自律神経調整は茗荷谷地域に限らず、文京区からや県外からもお越し頂き効果を実感いただけているアプローチになります。

 

連休が明け以降、心身の不調でお悩みの方は当院にご相談ください。