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自律神経のセルフケア

自律神経の不調

いわゆる5月病や気象病などのこの時期に多い症状には自律神経が大きく関係しております。

 

茗荷谷クラーレ鍼灸整骨院では自律神経の施術に力を入れておりますが、ご来院後に皆さんにお伝えしているセルフケアがございますので今回はその一部をご紹介させていただきます。

 

自律神経に良いセルフケア

①起床後にすぐに朝日を浴びる

起床後すぐに朝日を浴びることで体内時計のリセットや質の良い睡眠を取るためのメラトニンの生成、精神安定作用や幸福感に関わる神経伝達物質であるセロトニンの分泌の促進を促します。

目に朝日を入れてたり手のひらに浴びる事が効果的とされており可能であれば5分ほどお時間を取れると自律神経に効果的です。

 

②冷たい水で顔を洗う

氷水や冷たい水道水での洗顔は皮膚の温度受容器を刺激し、体は一時的に「脅威」として認識します。

これにより交感神経系が活性化され心拍数や呼吸数がわずかに上昇し、覚醒度が高まることがあります。

しかしその後交感神経系の興奮に伴い、リラックスする副交感神経も活性化するため自律神経のセルフケアに良いとされています。

 

③定期的な有酸素運動

定期的な有酸素運動は、心血管系の健康を改善するだけでなく、自律神経の調節機能を高めることが多くの研究で示されています。

LSD(Long Slow Distance)と呼ばれる「長く、ゆっくり、距離を走る」ランニングが最も自律神経に良いとされています。

時速7キロほどのスピードで誰かと話しながらゆっくり走れて息切れしないぐらいのスピードでLSDを行いましょう。

自律神経のセルフケアを目的としたLSDであれば30分ほどのお時間で構いません。

 

 

④呼吸数を減らす

深呼吸やゆっくりとした呼吸は、リラックスする副交感神経を活性化させることが研究で示されています。

特に、呼吸数を減らし呼気を長くする呼吸法(例:7秒吸って10秒吐く)は、心拍変動(HRV)を改善し、ストレス反応を軽減する効果が報告されています。HRVは自律神経のバランスの指標となり、パルスオキシメーターなどに搭載されているものもあります。

最初は苦しいと思いますが、呼吸数を減らす為にも一日に数回、4~5分ほどの時間を使い呼気を長くする呼吸を行ってみましょう。

あまりにも苦しいようであれば4秒で吸って6秒で吐くなどで調整してみていただいても構いません。

 

自律神経でお悩みの際はご相談ください

今回は自律神経に良いセルフケアについてご紹介させていただきました。

自律神経は乱れやすく、一度乱れてしまうと元の状態に戻るのに時間がかかり不調が長引きやすい特徴があります。

長引く自律神経の不調や5月病、気象病でお悩みの方は茗荷谷クラーレ鍼灸整骨院にご相談ください。