コラム

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気を付けてほしい頭痛のタイプ

施術法 / 自律神経の不調 / 首・肩

最近頭痛でご来院される患者様が大変多くご来院されております。

その中で、何名かの患者様は他の整骨院さんに受診し悪化してしまい
その後当院へご来院されております。

頭痛=マッサージとなってしまいますと
現在抱えていらっしゃいます頭痛の原因が緊張性頭痛という頭痛のタイプであれば
恐らく症状は軽減されると思います。

しかし頭痛の原因が偏頭痛であった場合、マッサージを加えると症状が悪化してしまいます。
偏頭痛の原因は血管拡張説が有力と言われており、脳内の血管が拡張(開く状態)することで
炎症細胞などが血管内に集まり炎症を起こすことで痛みを感じるとされております。

ここでマッサージ等で血流を良くしてしまいますと、さらに血管は拡張し炎症症状がひどくなるので
結果として頭痛が悪化致します。
偏頭痛にはマッサージではなく偏頭痛にあった治療が必要になります。
偏頭痛でお悩みの方は当院へご相談ください。

この記録的な暑さにより熱中症になって搬送されている方が多くいらっしゃいますが
熱中症の症状でも頭痛が起こります。

暑いと感じた後に、頭痛に伴って吐き気やめまい、足や身体の一部がつる(こむら返り)
などの症状を感じるようでしたら速やかに水分補給や身体を冷やすなどの処置をお願いいたします。

また気を付けていただきたい頭痛に
起床時に起こる頭痛があります。

朝起きた際に必ず頭が痛くなるという方が稀にいらっしゃいますが
睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
酸素の欠乏によって起こっている頭痛になります。
睡眠時の症状につきましては自覚症状がなく人に指摘をしていただかないと
わからないことが多いですが、上記の通り起床後必ず頭痛がする方は
一度専門医への受診をお願いいたします。