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寒い日とぎっくり腰の関係性

背中・腰

当院では最近、ぎっくり腰の患者様が多く来院されています。

施術をしていて不思議に思うことは、ぎっくり腰の患者様が一人来院されると
同じ日や週に続けざまにご来院されることです。

一般的にぎっくり腰に関しては季節性などはないとされております。
冬だからぎっくり腰になりやすかったり、夏だからならないというわけではありません。

しかしイメージとしては冬になりやすそうですよね。
施術者としてのイメージは季節の変わり目に来院される患者様が多いように感じます。

ぎっくり腰のような動けなくなるような腰痛とまではいかなくても
確かに冬や、春先などの寒い時期に来院される患者様は多くなります。

これには血流の流れが関係しております。

血液には様々な役割があります。
栄養を身体中に運ぶ役割や、老廃物等を体外に排出する役割、体温調節の役割などです。

血液の流れが悪くなると、血液内の老廃物等の物質が痛みを引き起こす物質に変化します。
この痛みを感じる物質は炎症細胞も含まれますので、結果として
炎症を引き起こすため、腰に痛みを感じることになります。

こういった症状を防ぐためにも、血液の流れを良くする必要があります。
お風呂やカイロ等で温めることはもちろん重要ではありますが
身体の中で血液循環にとって重要な役割を担っているのは筋肉になります。

運動やストレッチにより、筋肉を動かすことで心臓のポンプのように筋肉が動き出し
血液が回るようになっていきます。

寒い時期は外出をすること自体が億劫になってしまいますが
この時期こそ腰痛の予防に、運動をしっかり行うようにしていきましょう。