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テニス肘って

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テニス肘は外側上顆炎という疾患で、肘を構成している上腕骨の外側のでっぱりの部分のことです。
ここには手首や手指を起こす筋肉がいくつも付着しています。
筋肉が骨につく部分というのは、ストレスがかかりやすく痛みが出やすいです。
髪の毛で例えると、髪の毛が筋肉で、毛根が骨への付着部とします。
髪の毛を引っ張ると、毛根の部分が痛むと思います。
これと同じことが肘で起きていると考えていただくといいと思います。
つまり筋肉が硬くなると、付着部にストレスがかかります。

ということは筋肉が硬くなればテニスをやっていようがやってなかろうと痛みが出ることはあります!

テニス肘はバックハントの際にボールの勢いに負けないように手首を固定した際のストレスが積み重なり外側上顆という場所に炎症がおこり痛みを発します。
痛い場所は肘ですが、手首や手指を動かす筋肉によって痛みが出ている為、治療は肘の下の前腕から手指にかけても行っていきます。
しっかり日ごろからストレッチやコンディショニングを行っていたか、スポーツを行う前後にストレッチを行っていたか、これらのことをやるだけでも十分予防になります。

当院で治療を行っていきましょう!