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台風で体調不良がなぜ起こるのか

自律神経の不調

天候が悪い時に頭痛やめまい、倦怠感、ネガティブな気持ちが強くなることで

お悩みの方は多いのではないでしょうか?

病院などで検査をしてもらい特に異常が見つからなかった場合

その症状は「気象病」と呼ばれる症状の可能性があります。

気象病についてはこちらをご覧ください⇒https://myogadani-curare.com/post/post-1461

 

気象病には下記の症状などがあります。

・頭痛や重だるさ

・めまいや耳鳴り

・手足がむくむ

・関節が痛む

・便秘や下痢

・倦怠感(だるさ)があり、やる気が出ない

・気分が落ち込む

・睡眠不足、不眠、眠りが浅い

症状の出方は人それぞれで中には全身に症状が現われる方もいます。

 

自律神経が乱れる4つのストレスというものを以前ご紹介いたしましたが

この中にも気温や湿度、気圧の変化というものがありました。

今回はなぜ気候の変化で体調が悪くなるのかを説明していきます。

 

気候の変化で体調が悪くなるのはどうしてか?

・血液やリンパの流れが悪くなる

飛行機や標高の高い山の上にお菓子の袋を持っていくと気圧の変化で袋がパンパンに膨らみます。

外の気圧が下がり袋の中の内圧が高まる為に起こる現象ですが、雨の日や台風の日は気圧が下がる為人の身体の中でも同じような現象が起こります。

血管やリンパ管などが膨張し血流が悪くなり、膨張した血管が頭蓋骨や脳を圧迫することで頭痛やめまい、低血圧などの症状が起こります。

・酸素濃度の低下

低気圧になると気流が上昇し、若干ではありますが地上の酸素濃度は薄くなります。その影響で自律神経の乱れを招き、頭痛や睡眠不足などが起こります。

 

上記の2点などが気圧が身体に及ぼし体調不良を引き起こす原因となります。

天気の良い日は高気圧となり、血管やリンパ管には圧迫が加わる為に血流の流れが良くなります。ホースで水を撒く際にホースを圧迫すると勢いが強くなると思いますが、同じだと考えてください。

基本的に血流が良い時の方が身体に加わる負担は少なくなります。

 

気圧の影響で起った体調不良はご自身ではなかなか治せません。

そのような症状には専門家の治療が必要になります。

雨の日や台風の日に体調が悪くなる方は当院へご相談くださいませ。