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梅雨の時期の体調不良の原因と予防
6月に入りそろそろ梅雨入り間近となりました。
関東は6/8が平均的な梅雨入りだそうです。
さて梅雨になると体調がすぐれなかったり憂うつになる方は多いのではないでしょうか?
以前のブログでもお話したことがありますが梅雨の時期の体調不良やうつ病症状には
大きく分けて3つの要因があります。
本日はその要因についてお話いたします。
梅雨の体調不良の3つの原因とは?
梅雨になると起こる体調不良は人によって様々な症状を呈します。
多い症状としては、倦怠感や疲労感、頭痛、肩こり、腰痛や手足のシビレなどになります。
また憂うつになったりやる気がなくなったりと精神面にも影響を致します。
この体調不良を引き起こす一つ目の要因は自律神経の乱れです。
自律神経とは交感神経と副交感神経を総称した名称になりますが
自律神経は自分の意志とは無関係に働いてくれる神経になります。
主に血管の収縮や内臓の働き、食べ物の消化・吸収、体温調整などを行っていますが
雨などの低気圧になると自律神経が乱れてしまい体調不良が起こります。
二つ目の要因は高すぎる湿度です。
自律神経が乱れた結果、うつ病を引き起こすことがあります。
梅雨の時期にうつ病が悪化する原因として高すぎる湿度も関係しています。
人間が快適と感じる湿度は40~60%と言われております。
しかし梅雨時になると室内の湿度は80%にもなる場合があります。
これだげ湿度が高いと不快指数が上がり、イライラしたり
倦怠感や疲労感を誘発する要因になります。
そして3つ目の要因がホルモンの不足です。
人の身体には様々なホルモンが存在していますが、日光に当たることによって
体内で生成されるホルモンがあります。
その中でも重要なホルモンがセロトニンというホルモンになります。
セロトニンには様々な効果がありますがそのうちの一つに
心身の安定や、心の安らぎといった作用があります。
梅雨時は雲が多く日光を浴びることが難しくなります。
そうなってしまうとセロトニンが減少してしまいうつ病の悪化を引き起こしてしまいます。
梅雨時の体調不良を防ぐ為には
今回、体調不良を引き起こす3つの要因のご紹介をしました。
自分でできる予防としては、まず室内の温度や湿度を冷房や除湿をうまく用い
適度な環境をコントロールすることが重要となります。
また数少ない日照時間を有効に活用すために日光が出ている際に
手の平に日光を浴びると効率的に日光を吸収できると言われております。
積極的に日光を浴びてセロトニンを増やすことが大切です。
しかし自律神経を自分で整えるのは梅雨時は難しいです。
当院では自律神経の調整を行っておりますが外部からのアプローチを行い
乱れてしまった自律神経のバランスを整えることが重要です。
また予防にも自律神経調整は有効なので、梅雨時に毎年
体調を崩してしまう方は当院へご相談下さい。