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腰痛の種類と特徴
季節の変わり目になり最近ギックリ腰や腰痛が悪化して来院される患者様が増えています。
ギックリ腰や腰痛にも種類があることをご存知でしょうか？
本日はギックリ腰や腰痛の種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。
ご自身がどの症状に当てはまるか確認してみてください。
①椎間関節性腰痛
腰椎の上の骨と下の骨で関節をつくる部分を「椎間関節」と言います。
本来立っているときや座っている時にこの椎間関節がしっかりと体重を支えてくれるのですが、
姿勢が悪かったり、身体のゆがみがありますと椎間関節に掛かる負担が増えてしまい痛みの原因となります。
腰痛の中で一番多いのはこの椎間関節性腰痛と言われています。
腰を反らせる動きをしたときに痛みが出やすいのが特徴です。
②筋・筋膜性腰痛
腰を動かした時や長時間の同一姿勢で痛みがあり、お風呂に入って温めたり、ストレッチをすると楽になるのが特徴的です。
インナーマッスルと言われる体幹部分が弱いとアウターマッスルに負担が掛かりやすくなるので、筋・筋膜性腰痛を引き起こしやすくなります。
③仙腸関節性腰痛
女性に多く、座っているときや仰向けで寝ている時に痛みが起こりやすいのが特徴的です。
痛みの部位は腰よりも下の骨盤や臀部周りに出やすく、鼠径部や下肢に痛みが出る場合もあります。
この仙腸関節性腰痛もインナーマッスルが弱いと引き起こしやすいです。
④腰椎椎間板症・椎間板ヘルニア
朝や午前中が痛みが強い場合が多く、下肢に痛みや痺れを伴うのが特徴的です。
咳やくしゃみでも痛みの誘発があります。
基本的には前かがみ動作で痛みが出やすいですが、腰を反る動きでも痛みが出る場合もあります。
頻繁にギックリ腰を繰り返している方は腰椎の椎間板にトラブルを抱えている可能性があります。
⑤上記以外が原因の腰痛
発熱や原因不明の体調不良なども発症している場合は上記以外の腰痛の可能性があります。
常に痛みがあり、動作によって痛みの変化がなく夜間に痛みが強くなるのが特徴的です。
またストレッチをしたり、お風呂で温めても痛みに変化が出にくいです。
あくまで特徴をまとめたものですが腰痛で代表的な症状をまとめさせていただきました。
「ギックリ腰」や「腰痛」といいましてもそれぞれの症状により痛み方、アプローチが変わりますので
当施設ではしっかりと状態と原因を評価させていただきまして施術の介入をさせていただいております。
急なギックリ腰でお困りの方、長年の腰痛でお悩みの方はお気軽に当施設にご相談ください。
