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ランニングによる足の痛み②
ランニングによる足の痛みは、繰り返し繰り返し同じ動作を行うことで発症します。
しかし走って一週間ですぐに痛みが出る人もいれば
一年間ランニングを続けたことで発症する人もいます。
また膝が痛い人もいれば足の裏が痛くなったりと症状にも違いがあります。
なぜ同じランニングによってここまで違いが出てしまうのでしょうか?
それには3つの要因が関係しています。
ランニング障害の3つの要因
・身体的要因
☆年齢
☆体重
☆O脚やX脚
☆偏平足
☆筋や腱の柔軟性の低下
☆他の傷害の有無
身体的要因とは走る人の身体のことを指します。ランナーでも、年齢、性別、体重、筋力
筋や腱の柔軟性、アライメントが異なる為、それにより痛みが出るかどうか
どこが痛くなるが変わってきます。
アライメントとは骨や関節の位置や位置関係を指します。
特にこのアライメントが重要で、O脚やX脚、偏平足といったアライメント異常は
ランニング障害に深く関係しています。
・環境要因
☆気象条件(天候、気温、湿度)
☆路面状況(硬さ、傾斜、凹凸)
☆シューズ(種類、適合性、摩耗状態)
環境要因とはランニングする環境に関係したもので、気温や湿度といった天候や
路面の性質や傾斜、そしてランニングシューズの種類や適応性などがあげられます。
例えば全く同じシューズでもソールが摩耗したものや、衝撃吸収性が劣化したものを
履き続けると膝や足に影響を及ぼします。
・トレーニング要因
☆ウォーミングアップ、クールダウン不足
☆過度な練習量
☆練習量の急激な増加
☆誤ったトレーニング方法
☆走行フォーム
ランナーは日々のトレーニングを重ねることでより速く、より長く走れるようになる為
トレーニングは欠かせないものですが、その量や質、頻度、方法を間違えると
ランニング障害を引き起こしやすくなります。
急激にトレーニング量を増やしたり、その日の疲労を翌日に持ち越したりすると
有効なトレーニングの効果が得られないだけでなく、運動器の障害が
発生しやすくなります。
トレーニングのやりすぎがオーバーユースによる障害と最も関連してきます。