カテゴリー:
寒さや冷えによってなぜ痛みが強くなるか
このブログを記載している本日が大寒になりますので、今回はなぜ寒さや冷えによって痛みが強くなってしまうかについて
ご説明していきたいと思います。
冬の外気や室内、場合によっては真夏の効きすぎた冷房によって体が冷えてしまい
膝や腰、首などの局所の痛みが悪化されたご経験はありませんか?
冷えは痛みや不快感に対する閾値が下がり、普段よりも敏感にストレスを感じやすくなる傾向があります。
(閾値とは痛みを認識する刺激の最低強度の事で、閾値が高いと痛みが感じにくく低いと痛みを感じやすい)
今回は冷えと閾値についてご紹介いたします。

冷えや寒さが閾値に影響を与えるメカニズム
痛みの閾値との関係
冷えや寒さは血流を悪化させます。血流が滞ると、痛みを生じさせる物質(ブラジキニンなど)が患部に溜まりやすくなります。
ブラジキニンは発痛作用を持つ物質で、このブラジキニンが痛覚神経の末端にあるポリモーダル受容器を刺激して痛みを感じさせます。
また、冷える事で閾値が下がり痛み自体を感じやすくもなってしまいます。
この状況で更に冷えや寒さが続くと、冷える → 血管が収縮する → 血行不良で発痛物質が蓄積 → 痛みの閾値が下がる → さらに痛みや冷えを強く感じるというスパイラルに陥ります。
温度受容器(TRPチャネル)の働き
私たちの体には、温度を感知する「TRPチャネル」というセンサーがあり寒冷刺激を受けると、特定のセンサーが作動します。
常に体が冷えている人は、このセンサーの反応設定(閾値)が変化し、わずかな気温低下でも耐えがたい寒さとして脳が処理したり、逆に冷たすぎて感覚が麻痺し、適切な防衛反応が遅れたりすることがあります。
これにより元来感じていた痛みをより強い痛みと感じてしまいます。
自律神経の耐性限界(適応閾値)
体温調節は自律神経が担っていますが、自律神経が正常に働ける範囲にも閾値(許容限界)があります。
冷えによって常に交感神経が緊張していると、自律神経の余裕がなくなります。
わずかな温度変化(冷房の風など)に対しても、体が「生命の危機」と過剰に反応してしまい、震えや血管の過度な収縮、さらには倦怠感や頭痛といった症状が出やすくなります。
茗荷谷クラーレ鍼灸整骨院での温熱療法
茗荷谷クラーレ鍼灸整骨院では冷えや冷えによって悪化した痛みに対してラジオ波を使用して施術介入しております。
ラジオ波に関しましてはこちらのブログをご覧ください。
温熱療法には主に下記の5つの効果が期待できます。
①筋緊張の緩和
②疼痛の改善
③結合組織の粘・弾性の改善
④血液・リンパ液の流れの改善
⑤精神的ストレスの軽減
冷えによって悪化してしまった症状や、毎年寒くなるとお身体の調子が悪くなってしまう方は
茗荷谷クラーレ鍼灸整骨院にご相談ください。